紫微斗数

『般若経』の陀羅尼◎後記◎

『大般若』は古来鎮護国家・正法久住・招福攘災の祈祷として修めされた。
陀羅尼は生仏不二・感応道交という。衆生と仏が一になる。
己を仏の方へ投げ入れ、仏の方より行われ、力も入れず期せずして仏になる。
陀羅尼(諸法)の中にわれわれは生き、われわれの中に陀羅尼が宿る。
陀羅尼は如来の悟りの真実語である。
法身の自内証という。宇宙と人生が一体化し、全体と個が調和する。
これが釈尊の四姓平等の大理想である。
(本文は真言陀羅尼 坂内龍雄著 平河出版社より)

インドには今も「カースト制度」がありますが、そのもとになっているのは古来の階級制度である「四姓制度」です。
バラモン(司祭階級)、クシャトリア(王侯・武士階級)、ヴァイシャ(庶民階級)、シュードラ(隷属階級)というのがそれです。
釈尊は、この階級制度を否定し、四姓平等を説かれました。
ですが、実際には、社会の下層階級の人々は、ほとんど教団に加わっていませんでした。(本文は仏弟子群像(1)(2390 字)より)


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