紫微斗数

『般若経』の陀羅尼◎第一節『金剛経』の陀羅尼◎

この金剛経の陀羅尼は梵本がないので、チベット文より推定する。

【和訳】
世尊般若波羅蜜多母に帰依したてまつる。おお、活き活きと諦聴して妙境へ。めでたし。

【註解】
梵文の前半は「世尊なる叡智の彼岸に到れるものに礼したてまつる」とも訳す。玄奘訳『大般若』第五七八の三つの陀羅尼の冒頭句と一致するが、音写漢字は全く異なる。訳経に当たり、玄奘は意識的に鳩摩羅什の訳に対して、新訳を試みた人である。
(本文は真言陀羅尼 坂内龍雄著 平河出版社より)
 

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