紫微斗数

五秘密菩薩

浄菩提心を本体とする金剛薩埵は、欲触愛慢の四煩悩を調伏し、それぞれを金剛とし眷族とする。煩悩即菩提の秘密を示す。これを五秘密という。

欲・触・愛・慢とは、欲望を起こし(欲)、それに触れ(触)、執着し(愛)、それを我がものとする(慢)、という煩悩の過程を表している。しかし、この煩悩も仏の立場から見れば清浄であるとするのが『理趣経』の教えである。

欲金剛とは解脱を求める智慧
触金剛とは菩提心に触れようとする静慮
愛金剛とは一切衆生を愛する慈悲
慢金剛とは自信をもって衆生を教化する精進



*参考文献*
真言陀羅尼   平河出版社
図解・別尊曼荼羅 密教図像を読む   大法輪閣

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