紫微斗数

六観音合行

あらゆる苦しみを慈悲をもって救う仏尊

観世音菩薩は勢至菩薩とともに、阿弥陀如来の働きを助けているが、勢至菩薩が知的方面で活躍するのに対し、観世音菩薩は慈悲の方面を司っている。

観世音菩薩は、その起源であるインドでは、「アバローキテシュバラ」と呼ばれている。
この名は見ることを意味する「アバローキタ」と、自在を意味する「イーシュバラ」からなり、観自在と訳するのが適当であろう。観自在とは、一切の衆生を観察して、これを救うことが自在にできるという意味である。

日本では、古来より観世音、略して観音。世の中悩める人々の声を観ずること。
衆生の声に応えて救いの手を差し伸べる慈悲深い菩薩として信仰を集める観世音菩薩には、無限の慈悲に対応した多様な姿がある。
人々が六道(地獄・餓鬼・畜生・阿修羅・人・天)を輪廻転生して苦しむそれぞれの世界で、慈悲を持って救ってくれる六観音もそのあらわれの一つである。

*ご利益*
観音菩薩の人気の秘密は現世利益にある。
弥勒菩薩のように遠い未来に衆生を救うのでもなければ、阿弥陀如来のように死後の往生を約束するのでもない。この世で、現実に苦しむ人々を救ってくれるのが、観音菩薩の最大の特徴である。
『法華経』の「観世音菩薩普門品」(通称『観音経』)には、苦しみにあえぐ衆生が一心に唱えれば、すぐにその声を聞きつけて、救ってくれると説かれている。

*参考文献*
密教の本  驚きべき秘儀・修法の世界
仏像鑑賞ハンドブック
句義入梵文真言鈔

観音菩薩ーWikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A6%B3%E9%9F%B3%E8%8F%A9%E8%96%A9

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