紫微斗数

孔雀明王真言

病魔退散  病気平癒  若返り  息災  延命
不空訳『仏母大孔雀明王経』(大正蔵19巻416頁)は、この陀羅尼をさらに展開して治病咒となっている。祇園精舎にスヴァーティという比丘があり、浴室の薪を割っているとき、朽木の穴から黒い毒蛇が出てきて、右足の拇指を噛んだので、比丘は悶絶した。阿難が釈尊に申し上げて救済をお願いした。釈尊は阿難に除蛇咒を授けられたので、阿難が加持したら比丘は助かった。
(本文は真言陀羅尼 坂内龍雄著 平河出版社より)
インド名は「マユリ」で、訳すと孔雀となるため孔雀明王と呼ばれるが、孔雀仏母とか仏母金剛ともいう。孔雀明王は、かつて僧をしていたときに、黒蛇に噛まれて苦悶し息絶えたことがある。そのため蛇の毒を除くことを誓いとしているので、諸毒や災難を取り除く明王として独自の信仰を集めています。その力は自然にも及び、天変地異を治め、雨ごいの本尊として、祀られます。
空海の開いた密教においては、孔雀明王と釈迦如来は同じ体のものとしてとらえられている。つまり、釈迦が人々を教化するために孔雀明王として現れたというのだ。
文武天皇のころ、修験道の開祖とされる役小角が、霞を吸い、木の葉をまとって衣とし、ひたすら孔雀明王の呪文を唱えて修行したところ、ついには神通自在となり、鬼人を意のままにし、空中飛行するにいたったことが、「今昔物語」などに伝えられている。
(本文は仏像鑑賞ハンドブック、密教の本 驚きべき  秘儀・修法の世界、仏像の見方ハンドブックより)

*参考サイト*
孔雀明王‐古寺散策 - Page ON
高野山霊宝館【収蔵品紹介:仏に関する基礎知識:孔雀明王】
孔雀明王像 (くじゃくみょうおうぞう) | 京都国立博物館 ...

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