紫微斗数

弥勒菩薩

未来に天から降臨し、理想の世界を現す仏尊

サンスクリット語のマイトレーヤという言葉は「友情」とか「慈悲」という語に由来し、「慈悲から生まれたもの」「慈しみの人」という意味。意訳「慈氏(弥勒)」ともいう。

経典によれば、弥勒はインドのバラモン(カースト制度の最高位)の家に生まれた。あるとき、釈迦の説法に触れ、これをたちまちに理解した。釈迦は弥勒の並外れた資質を見て、将来必ず悟りをひらいて仏(如来)になるだろうと約束した。以来、釈迦の後継者という意味で、仏嗣弥勒といわれる。

釈迦の説法を聞いてから12年後、弥勒菩薩は兜率天という世界に昇ったという。兜率天というのは須弥山のはるか上の方にある、神々に住む世界で、釈迦もここに昇って下生(我々の住む娑婆世界に降りてくること)の時期を待ったといわれている。弥勒菩薩はこの兜率天で諸天(神々)に教えを説きながら、下生の時期を待っているといわれている。

また、「弥勒下生成仏経」という経典によれば、弥勒菩薩は仏滅から56億7千万年後に、修梵摩という大臣の妻=梵摩越を母と定め、その右脇腹から生まれる。そして、華林園の龍華樹の下で悟りと得て仏となり、世の人々を救うという。

生まれ変わったら仏になれる菩薩ということで、弥勒は一生補処の菩薩と呼ばれる。また現在の仏としての釈迦如来、過去の仏としての多宝仏に対し、遠い未来とはいえ必ず仏になることが約束されている未来仏、弥勒仏とも呼ばれる。

*ご利益*
弥勒の真言を唱えていれば、きっと理想の世界に生まれる。

*参考文献*
密教の本  驚きべき  秘義・修法の世界
仏像鑑賞ハンドブック
仏像見方ハンドブック

弥勒菩薩ーWikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BC%A5%E5%8B%92%E8%8F%A9%E8%96%A9






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