紫微斗数

愛染明王(根本真言・五字咒・一字心咒)

人間の愛欲を仏の悟りにかえる明王

愛染明王は、その外観は恐ろしい姿であるにもかかわらず、実際は愛情でもって衆生を救う、いわば恩愛の仏様として一般庶民、とくに女性の尊信を得ている。図像的に見て、赤色で、愛欲を表現する弓と矢を持つ点は、インド神話に登場するカーマ神と決して無関係ではないだろう。けれども、現在のところ、文献資料は『金剛峯楼閣一切瑜珈瑜祇経』のみであり、成立起源については不明な点が少なくない。
(本文は梵字大鑑 種智院大学密教学会編 P658~659より)

空海(弘法大師)十六歳の時、大阪府の槙尾山施福寺に入り、修行につとめ、延暦十二年(七九三)二十歳の時、勤操大徳を戒師として、ここで剃髪されたのである。愛染堂は剃髪した空海の髪を納めた髪堂である。空海が得度して剃髪したとされる場所には愛染堂や、その毛髪を祀るとされる弘法大師御髪堂がある。愛染堂内には愛染明王像のほか、勤操と空海の像が安置されている。
(本文は施福寺 - Wikipedia 、西国愛染十七霊場巡礼P92より)

愛染明王十二大願

①智慧の弓と方便の矢を以って、衆生に愛と尊敬の心を与えて、幸運を授ける。
②悪しき心を加持して善因へと転換し、衆生に善果を得せしめる。
③貪り・怒り・愚かさの三毒の煩悩を打ち砕いて、心を浄化し、浄信(菩提心)を起こさしめる。
④衆生の諸々の邪まな心や、驕慢の心を離れさせて、「正見」へと向かわせる。
⑤他人との争いごとの悪縁を断じて、安穏に暮らせるようにする。
⑥諸々の病苦や、天災の苦難を取り除いて、信心する人の天寿を全うさせる。
⑦貧困や飢餓の苦悩を取り除いて、無量の福徳を与える。
⑧悪魔や鬼神・邪神による苦しみや、厄(やく)を払って、安楽に暮らせるようにする。
⑨子孫の繁栄と、家運の上昇、信心する人の一家を守って、幸福の縁をもたらす。
⑩前世の悪業(カルマ)の報いを浄化するだけでなく、信心する人を死後に極楽へ往生させる。
⑪女性に善き愛を与えて良い縁を結び、結婚後は善根となる子供を授ける。
⑫女性の出産の苦しみを和らげ、その子のために信心すれば、子供には福徳と愛嬌を授ける。
(本文は愛染明王 - Wikipediaより)

 
*参考サイト*
高野山霊宝館【収蔵品紹介:仏に関する基礎知識:愛染明王】
愛染明王 | 金剛三昧院の魅力 | 金剛三昧院

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