紫微斗数

持地菩薩

持地は「大地を支え持つ」という意味をもつ。
サンスクリット名のDharanidha­ra(ダラニダラ)は、ヒンズー教の聖典『ヴィシュヌプラーナ』において、ヴィシュヌ­神またはクリシュナの名前としても登場している。

持地菩薩は大清浄地藏菩薩とも言う。お地蔵さまは、お釈迦様が亡くなってから五十六億七千万年後に救済者弥勒菩薩が登場するまでの間、私達を救うのが主な役目です。

釈尊が入滅し、弥勒菩薩がこの世に現れるまでの仏のいない時代に、地獄・飢餓・畜生・阿修羅・人・天の六道に輪廻(さまようこと)して苦しむ人々を救うという菩薩です。

地蔵の地は大地を意味します。大地は私たちの衣食住から金銀財宝に至るまで、いろいろなものを与えてくれます。お地蔵さまも同様に私たちにいろいろな恵みを与えその生活を護持するところから、この名前がつきました。安産・健康・長寿・智恵・豊作・求財などにご利益があります。

【六地蔵と六道】 『大日経疏』

あの世とこの世の境である六道の入口には地蔵が立ち、衆生を教化すると考えられ、六地蔵が生まれました。

1 地獄道    大定智悲地蔵(地蔵菩薩) 宝珠 錫杖

2 餓鬼道    大徳清淨地蔵(宝手菩薩) 宝珠与願印

3 畜生道    大光明地蔵(宝処菩薩) 宝珠 如意宝珠

4 (阿)修羅道  清淨無垢地蔵(宝印手地蔵) 宝珠 梵篋

5 人間道    大清淨地蔵持地菩薩 宝珠 施無畏印

6 天道     大堅固地蔵(堅固意菩薩) 宝珠 経巻

我々の住む世界(娑婆)は、この六つの世界から成り立っています。

上表のNo.1~3の三つを三悪道、No.4~6の三つを三善道とも呼びます。

人間は人間界にいますが、この世で悪行を繰り返せば、畜生や地獄に生まれ変わり、善いことを積み重ねれば天(神々の国)に生まれ変わります。これを六道輪廻(りんね)と呼びます。

地蔵菩薩は娑婆世界を守ることが使命なので、この六道すべてを守護するといわれており、一つの世界に一体ずつ地蔵を配した六地蔵が作られました。


 

*参考サイト*
地蔵菩薩 - ZAQ
2010-m087-持地菩薩mudraa - YouTube
持地菩薩
図説 「観音経」入門: 法華経全章「28品」解説付

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