紫微斗数

胎蔵界大日如来

胎蔵界大日如来は、無限の慈悲の面からとらえたものである。森羅万象が、母親の母胎のような大日如来の中に、やさしく包み込まれているということである。
胎蔵界大日如来は法定界印という印を結んで、蓮華座の上に結跏趺坐している。この印は座禅の時の印で、他の仏、菩薩にも見られる一般的な印であるが、胎蔵界大日如来の深い慈悲をあらわしたもの。頭上には五仏宝冠をかぶり、身体の色は金色である。

ア・ビ・ラ・ウン・ケンは五輪塔婆に書かれる、ア・バ・ラ・カ・キャの五字真言と同じで、地・水・火・風・空の五大(世界の五つの構成要素)をあらわす。
この真言は虫歯痛みよけまじないに用いられる。

 

仏像鑑賞ハンドブック   PHP
真言陀羅尼   平河出版社

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